世界は平和ではない

ロンドンで ロンドンで今日もテロがあった。 娘は言う、「もう大英博物館も行かない。テロが1%でも起こる、そんなところに行くわけがない」と。 そうだ、それはそうなのだ。世界は平和ではない。 それが西暦2017年の現実だ。 だが、私は信じる。 平和のため…

社会科学基礎論のために

民族を考えることが鍵である 民族を考えることが鍵である。 民族は、社会を考えるうえでの鍵であるとともに、自我同一性について、つまりは、意識について考えるうえでの鍵なのである。 民族とは何か 民族とは何か。それは国際関係上の主体として振る舞う。…

リクルートIDについて

リクルートIDという仕組みがあります。 関連企業を束ねて情報を共有しているような仕組みのようです。 たとえばじゃらんネットで、ホテルを予約し、そのポイントを利用するようにすると、 やがて関連企業のポンパレからも商品案内が届くなるようになる、とい…

ポケモントレッタ「挑戦! メガ強! メガシンカバトル」 

ポケモントレッタのことです。こうした情報が事前にあると、非常に有用であると痛感するため、(これまでのブログの流れと全く関連性がないのですが)こうして投稿させていただきます。 ポケモンセンターオオサカにて 11月9日(日)、ポケモンセンターオ…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(18)

大英博物館の予習 大英博物館。人類の遺産が一堂に会する、世界に冠たる博物館です。収蔵品は、なんと800万点! 太陽の沈まない大英帝国による世界各地の富の収奪の象徴のような場所でもあるわけです。 世界史の教科書に出てくる、あんな石碑やこんな壁画…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(17)

ハロッズ/アフタヌーンティー バッキンガム宮殿を裏手に抜けて、そのまま徒歩でナイツブリッジへと進みます。徒歩で800メートルほど、という見通しのもと進んでいきます。通りには大使館やデパートなどが並びます。行き交うバスも多いです。通りに面した…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(16)

バッキンガム宮殿 ウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿へと急ぎます。 急いでいるのは、バッギンガム宮殿女王居室の閲覧の予約を15分刻みの時間指定が出来る予約でしていたから。 ここで、娘が「家に帰る」ということをしきりに言います。時差ぼけ…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(15)

ウエストミンスター寺院 ウエストミンスター寺院の中へと入ります。おりしも土曜日の昼過ぎということもあるのか、行列ができている。クレジットでの支払いのほうが少し、行列が短く早く入れるようです。 建物内部は撮影が禁じられています。音声ガイドは各…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(14)

ユニオンジャックが舞って この瞬間のこの構図が、この旅で一番感慨深かったように思います。 ウエストミンスター宮殿を訪れたときでした。地下鉄のSt.James Park駅から出て、歩いて進み、ウエストミンスター寺院の前へと至ると、その背後にヴィクトリアタワ…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(13)

パディントン ダブリン空港から一時間弱の空の旅でイギリスのヒースロー空港へ。 空港では案内のままに進むと外に出てしまいます。 あれ? 入国審査は? アイルランドとイギリスの行き来は、国内の移動に準じているようです。外国という扱いをされていないよ…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(12)

ダブリン まとめ ダブリン2泊3日はあっという間に終わってしまいました。穏やかな陽光の中の、静かな家。という姉の家の印象が強く残っています。姉家族のダブリン生活に触れ得たのが非常に良かったと思います。 駆け足で巡った街並みにも歴史があり、日本…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(11)

ダブリン市街/お土産 バスを降りたところ、つまりバスの旅の出発点であるGPO前は、ダブリン市の中心でした。オコンネル・ストリートに面し、デパートが並び、近くを路面電車が行き交います。 この通りでは、天を突き刺すような、針型の巨大なモニュメントが…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(10)

ギネスの谷 風雨の山道をバスは進みます。霧が立ちこめ、眼下に谷底が覗かれる、秘境と言うべきところで、バスが停まります。 眼下の谷はギネスバレーといい、アメリカのテレビドラマである「ヴァイキング」の撮影が行われた場所なのだということ。谷底には…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(9)

グレンダロッホ だいぶダブリンから離れて、牧草地が広がるようになっている。羊や馬、牛が、飼われている。そうしたバスの車窓から見える風景が面白い。やがて山あいの、建物もまばらなところに至ります。グレンダロッホ、運転手さんによると二つの湖の谷と…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(8)

パワーズコート 臙脂色あるいはディープピンクといった色合いのバスでした。シートはゆったりめ。居合わせたのはスイスやヴァージニアなど実に様々な国や地域から集まってきた人たち7、8組といったところ。 年のころ50代、ロバート・デニーロの渋みを少…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(7)

バスの旅 翌日、アイルランド2日目の空は、灰色でした。天気は崩れていく予想となっています。 体内時計はまだ十分な修正がなされておらず、ダブリンの5時には目が覚めてしまいます。日本の13時くらいです。 姉から薦めてもらったのは、バスツアーでした…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(6)

アイリッシュパブ 市内から再び姉の家へと戻る。時差が8時間あるので、24時に関空を発ってから、移動づくめで26時間経つが、まだ夕食をどうするか、という時間。襲いかかる眠気のなか判断します。 娘はいとこたちとともに家で姉のつくる食事・私とかみ…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(5)

グラフトン・ストリート トリニティカレッジを出でて、歩いて進むとグラフトン・ストリートという石畳のおしゃれな通りに出る。歩行者専用となっていて、ゆったりと歩くことができ、道ばたではパントマイムや砂でつくるアートや、ミュージックやらで賑わって…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(4)

トリニティカレッジ DARTの駅からも海が臨まれます。潮が引き、訪れるときに見た青い海の印象がだいぶ薄れていることに気づきます。そのとき広がっているのは干潟でした。干潟を散策する人たちの姿を、遠くに臨むことができます。DARTは海浜を進み、この風景…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(3)

ダブリンの街並み 澄んだ空の下に、広がる青い海。ダブリン湾は波穏やかで、北端をなすホウス岬までが見渡せる。遠浅の海には、ヨットがいくつも浮かび、日の光を浴びている。 初めて臨むダブリンの印象は、明るさに満ちて鮮烈でした。 快晴の僥倖に恵まれて…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(2)

査証取得 前回、イタリア・フランス旅行の際にも書きました。 現在、観光目的で訪れるのに、査証を必要としない国が多く海外旅行に慣れたかたでも、あまり査証の取得について、意識されることがないのではないでしょうか? ただし、それは日本人にとって、で…

愛蘭土倫敦紀行 ダブリン・ロンドン4泊7日の旅(1)

旅のはじまり イタリア・フランスを巡った、夫婦・卒業旅行以来、実に8年ぶりに海外旅行をすることとなりました。 思えばこの8年、臨床医として走り続けた日々で、とても海外旅行など考えられない状況でしたが、ここへきて大学院生という立場を得て、よう…

想定外を想定する = メルトダウンは起きる

2012年4月6日に決定されたという、原発再稼動のための新安全基準骨子には「燃料損傷に至らないと国が確認していること」というのが、組み込まれているのだそうである。 馬鹿、である。 震災から何も学んでいない。想定外を想定する、というのは想定する地震…

浦沢直樹 プルートゥ

年末、鳥取に帰省する際に読み始めたビリーバットが起爆剤になって、途中までとなっていたプルートゥを買いそろえ、最後まで読むこととなった。 決して少なくない衝撃を覚えた。 プルートゥの結末は二重化している。 憎しみからは何も生まれない、という強い…

アメリカに正義はない

ウサマ・ビンラディン殺害を、アメリカ国民の9割以上が指示する、ということに衝撃を覚えたヒトは多いだろう。 ビンラディン殺害というプロセスには、法的な正当性がない。 パキスタンの主権を侵害しているし、犯罪の容疑者の身柄の拘束ということが、可能…

沙漠の月

そこには、何もない。 ただ、漠索と広がる果て無き大地。 標《しるべ》なく、さまよう無数の民あり。 枯れた大地に、飢え苦しむ民あり。 汝、光たれ。 汝、標たれ。 沙漠を照らす、月のように。 行く先示す、月のように。 慈愛に満ちた、優しき光なれ。

沙漠の月

今日は娘の誕生日。1歳になる娘に詩を贈ります。 「沙漠の月」というタイトルの詩です。

もうすぐ

もうすぐ娘が生まれて一年になります。 大きな病気もせず、健やかに成長しています。 つかまり立ちして、にっこりと笑う とても素晴らしい笑顔です。

お食い初め

娘の成長を願い、お食い初めをしました。 黒い漆塗りの三つの椀に、ワカメのお吸い物、キル(ライスプディング)、鶏のカレーが盛られ、大皿にお頭付きの鯛が、塩焼きにされて置かれる、という我が家流。 歯固めの石は、かみさんの実家から持って帰ってきた…

夏らしいこと

娘と、初めての祇園祭を見に行ったり、海上花火大会を見に行ったりなどしました。外に出ると、(おそらく振動が心地よいのでしょう)寝てしまう娘には、祭も花火もどれほど楽しめたか知れないけれど、それでも、初めての祭と花火の経験です。