射玉行シリーズの見通し
射玉行シリーズの全体の見通しについて、表明しておこう。
シリーズを通じて、ある程度パターン化された展開や共通のモチーフがある。
かけがえのない、固有の何か(身体・物・言葉)が時間の流れのなかで変わらずあり続けるもの、として登場する。
敵としてシェートが登場する。
舞台は、実際の世界のどこか・いつか、を念頭においた架空の地域。
前半はその地域の史実に準拠するような問題が、後半はシェートの侵攻というのが、物語の主軸となる。
再生医療や人体についての医学・生物学的な記述がなされる。
民族・宗教・紛争などについての社会科学的な考察がなされる。
幻想的な謎が提起される。
その謎が(SFの枠組で)論理的に解決される。
そう、このホームページ青都探の構成どおり。