2006-01-01から1年間の記事一覧

夫婦・卒業旅行(12)パリ2 ルーブル美術館

ルーブル美術館の廊下は全長16キロメートルあるのだそうです。迷ったら、その時点から自由行動してください、と、添乗員さん。 とてもじゃないけど、この巨大な美術館の中で再合流なんて不可能なんだそう。 ツアーでは、一時間強でこの広いルーブルを回る…

夫婦・卒業旅行(11)パリ1

空路、ミラノからパリへ、一時間と少しの旅。途中アルプスを見下ろします。シェンゲン協定国間の移動ですから、ほとんど国内での移動の感覚。空港の中の扱いも、日本で言えば、国内線に相当するものです。 バスでセーヌ川に沿って移動します。あれがノートル…

試験結果

試験結果が発表となりました。 合格、でございます。 ご声援下さいました皆様、ありがとうございました。

夫婦・卒業旅行(10)ミラノ

ヴェネツィアを離れ、ミラノに至り夕食がはじまります。 日程表には次の日の昼食に、ミラノ風カツレットが出ると書かれている。毎食のメニューが紹介されているわけではないのです。あえて書かれているメニューはツアーの売りなわけであり、契約事項であるわ…

あれもこれも

あれも書きたい、これも書きたいと、そんなことばかりです。 時間がたちまちのうちに過ぎていく。 ぐっすん、とてもじゃないけど、時間が足りません。

卒業式

今日は学位授与式、いわゆる卒業式でした。 二度目の大学卒業です。 晴れ晴れとした寂しさもなく、一区切りついたとの実感もない。 明日へ向かって羽ばたくとの喜びもない。 なんでだか、分かんないけど、何かとてつもない敗北を喫した感触です。

夫婦・卒業旅行(9)ヴェネツィア

水の都ヴェネツィア。塩野七生さんが海の都と呼んだ、海の上に作られ、海の向うへと開かれていた街です。 海の彼方、シルクロードを進み、東方まで足を踏み入れたマルコ・ポーロもまたヴェネツィア人なのでした。 船を使って街へと向かう。街を車で走ること…

夫婦・卒業旅行(8)フィレンツェ

花の都フィレンツェ。街全体が巨大なテーマパークのよう。広場には何気にダヴィデ像(レプリカ)が置かれていたりします。いやいやそれだけじゃない、いろんな像が、有名な像が並びまくってます。テーマパークならあまりにあざとい、リアルさに欠ける、品が…

夫婦・卒業旅行(7)ピサ

斜塔で名高いピサ。 ガリレオが実験をしたともされるピサの斜塔。 観光バスの乗り入れが禁じられているため、街を歩いて進み、城壁を越え、ピサの大聖堂へと進みます。大聖堂は大聖堂で、威風堂々とした迫力がある。 そして、その背後に聳える塔は。 ううん…

夫婦・卒業旅行(6)シエナ

ローマからはバスに揺られてシエナへと向かいます。イタリアを北上する旅です。道中、小高い丘には趣きある教会を中心とした村が見られ、風情を伝えます。その一つについて。「日本でなら、観光名所になるでしょうが」と添乗員さんは言います。イタリアでは…

夫婦・卒業旅行(5)ローマ2

憧れのローマ。 コロッセオ、フォロ・ロマーノを巡ります。 街のど真ん中に、どでかい遺跡が自然な感じであるわけです。紀元前の昔から連綿と続く歴史をありありと感じます。 フォロ・ロマーノは、塩野七生さんの『ローマ人の物語』でも度々登場する、古代ロ…

夫婦・卒業旅行(4)ローマ1

憧れのローマ。 ついたのは深夜で、市街に入ることなく、ホテルへと移動。 ホテルに着いて、部屋に入り、エアコンが効かないことに気づきました。壊れてる。部屋に備えつきのドライヤーがあるところはいいのですが、これもまた壊れてる。トイレもうまい具合…

夫婦・卒業旅行(3)査証

イタリア・フランスへの添乗員付きのツアー旅行なんて、海外旅行とは呼べないような代物じゃないか。東京旅行よりも簡単で何のトラブルもないだろう。そう思ってました。 ところが、すんなりと関空から出発、というふうにはいかなかった。 査証の問題があっ…

夫婦・卒業旅行(2)添乗員付きツアー

旅行代理店でパンフレットをもらってきて、あれでもないこれでもない、と見ているうちに、気づいたことがあります。団体で行動しなければならない添乗員付きツアー。そんなもの端から興味がなかったのですが、イタリアとフランスとを回るコースが充実してい…

夫婦・卒業旅行(1)目的地

今回、大学を卒業するのだから海外旅行をしなければならない、と、ほとんど強迫的な思いにかられて、イタリアとフランスとを十日間で回るツアーに参加したわけです。 目的地を決めるのに、夫婦で議論を重ねました。 中国やエジプトなど紀元前まで遡ることの…

不眠の夜

眠られへん。昨日は夜寝て朝起きることができたので、体内時計はちゃんと日本時間に直されたものと思っていたのですが、なかなかすんなりとはいかなかったみたい。 いろいろなことが頭に浮ぶんだけど、そのどれに対しても実りのある発展がなされず、もどかし…

旅行から

旅行から帰って来ました。 いい思い出ができました。 しかし、洒落ならん出費でしたから、せめて話のネタとして生かすことで、少しでもモトを取りたいと思います。

明日から

さて医師国家試験を受験し終えた、医学生の多くがそうするように、私も卒業旅行なるものをしてみることにした。 なんせ、日本を出るのは、五年ぶり……おっといけねえ、今、私はドイツにいるのだった(設定忘れてた)…………。 コホン。ともあれ、「破壊者の幻想…

試験終了

試験が終わった。 気持を切り替えて、次の課題へと取り組んでいかなくては、なりません。 たゆまざる日々の精進が大事です。……が、今日ばかりは、何もしないでいます。

今週末は試験

試験直前、もう何が何だか分かんないくらい、緊張してます。

義理チョコ

去年は、自己最高となる義理チョコ2個もらう、という快挙を成し遂げたわけですが、今年は厳しいー。もう何日家から出てないんだろう。余裕のあるうちに、露骨に催促しておけばよかった。

BGM

バッハが笑ったバッハッハッハ 私も笑ったイッヒッヒッヒ ……あかん、深刻なネタすべり症だ。 まあ、それはともかく、バッハはいいです。落ち着きます。勉強の邪魔にならないし(中島美嘉のDVDで一体、何時間、勉強時間をつぶしたんだろう……)。

卒業論文

今日、七年前に卒業した大学の現役の後輩から連絡があって、「卒論をなくしちゃったので送ってほしい」という連絡を受けました。 うっひゃー、自分の書いたものがいつまでも、大学に残ってたんだ。それを奇特にも借りちゃう後輩がいたんだ。 「いいよ」、い…

中学生だったとき

格調高い文章を書きたい、というのが中学生の頃に抱いていた、私の願いでした。松尾芭蕉の奥の細道の言葉の美しさにぞっこんほれ込み、漢詩に耽溺していた、そういう変な中学生でした。 だけれど、それと矛盾するのだけれど、私は決して文学少年ではなかった…

ばちばちと

今日、「王の手」について考えていたら、バチバチといろんなシーンがつながっていって、いろんな登場人物の役割がはまりこんで行った。ストーリー的にあやふやだったものの多くが、はっきりとした。 ううん、すごい話だ。泣けてきちゃう(←アホです)。

ショートショート

昨日「世界ふしぎ発見」を見ていたときに、ちょっとしたショートショートを思いついた。「王の手」の自己パロディともいえる作品であり、様々な伝説・民話とも結びついた、なかなか面白いものになりそうだ。

『恋愛の不可能性について』の解説

大澤真幸さんの『恋愛の不可能性について』の文庫版が出てました。 解説を永井均さんが書いていて、実に的確に大澤さんの位置づけを示していたように思います。 扱う素材は多様だけれど、語ろうとしていることは同じだということ。それは徹底した抽象化によ…

嗜好の変化

歳とともに嗜好も変わる。 昔好きではなかったおでんを、今はたまらなく美味しく思います。お酒を飲むようになり、その伴に最適だということ、フライなどあぶらものが体にこたえるようになったこと、そのような加齢に伴う変化によるものだと思います。 十代…

オイラーの贈物

勉強の息抜きに吉田武さんの『オイラーの贈物』をパラパラとめくっていました。 オイラーの公式を扱った数学書です。オイラーの公式ってのは『博士の愛した数式』なんだと言えば、思い出してもらえるでしょうか。 すっげえ本です。そしてすっげえ公式です。…

二日続けて

「BEST」見続けています。中島美嘉、いいです。 ……小説を書き続けていれば、いつか実写化の話が持ち上がり、彼女が主演で、なんていう展開もあるのかもしれないですね……って、もてない男の妄想もこれに極まれり、というかんじ。あはは。 だけれど、創作活動…