2005年 5月21日  〈親指シフトにシフト2〉

  小学生の頃から、ワープロ使うときは、ローマ字入力してきました。長い年月そうしているうち、指は意識することなく動き、思い浮かんだことを画面にあらわす、ということを可能にします。
 でもつねづね疑問に思ってました。
 華麗に指を動かして、薬指とか小指とかいっぱい使って、ガチャガチャ音立てて、その割りに画面に表示される文章あまりすすまないんだよなあって。
 その不満の原因は明らかです。今普及しているキーボードのデザインが日本語入力を考えて作られていないからです。
 子音と母音とがセットになっている日本語をローマ字入力する場合、A、I、U、E、Oの五つのキーのいずれかを二回に一回押すことになるのに、その位置がいずれも押しにくいところにあります。そのため不自然に指を動かして薬指や小指をいっぱい使うことになってしまいます。
 そう考えると、もうダメです。QWERT配列のキーボードでローマ字入力なんて馬鹿らしくてやってられません。
 日本語の特質に見合った入力方法はないだろうか? 
 私は、そう考えました。