マージナル

 萩尾望都さんの『マージナル』を読みました。
 完全に参ってしまいました。

 生と性の管理・未来における前近代的な社会の営み・繰り返し描かれる信仰の対象者の死。
 萩尾さんの作品を読むたびに、自分の頭に思い描いていたものが、すでに描かれてしまっている、という奇妙な感覚にとらわれます。