高松へフェリーの旅(2)

ホテル

 シャトルバスから降りて、早速ホテルにチェックイン。
 香川県民なら誰もが知る、高松駅前に燦然と聳え立つ、全日空ホテルクレメント高松です。
 セミダブルで、2万4千円(朝食1840円×2人分を含む)。
 クレメントは、切り出したバームクーヘン状の形をしていて21階建てです。部屋はその9階の内側の角のところに位置していました。セミダブルということで、やや手狭な印象を受けました。
 倉敷・広島の旅でも触れましたが、高級ホテルと最低限のビジネスホテルの違いが日本ではあまりない。
 それでも、空調のコントロールが細かにできるところや、照明がベッドサイドで一元的に管理できるところなど、非常にわずかな差ですが、質が高いです。
 そして、よく考えられた鏡の配置で、窓からわずかに覗かれる瀬戸内海が、綺麗に切り出されて映され、景観はとてもよい。
 ゴールデンウィークでありながら、出発直前(数時間前)に予約したため、クレメントの部屋の中でもそれほど良い場所ではなかったと思いますが、それでも、なかなか楽しめる景観でした。
(夕食は後述するとして)
 ぐっすりと眠り、朝、1840円を負担してのバイキングに胸躍らせます。1階のVENT(ヴァン)に向かう。高級ホテルの楽しみと言えば、この朝のひとときです。
 広島では広島風お好み焼きがあったように、香川では香川らしくうどんがある。自分でゆがいて、だしをポットから注ぐ形式なのも香川スタイルです。
 コーンポタージュ、アップルジュース、ヨーグルト、ソーセージ、スクランブルエッグ、楽しく食べていく。
 焼きたてのデニッシュが抜群においしい。贅沢をした甲斐があるというモノでした。