2005年 4月23日  〈餃子からぴゅっ〉

 餃子からぴゅっとおいしいスープが飛び出してくると、とても楽しむことができます。

〈煮凝り〉

 そこで餃子作りに先立って事前に用意しておきたいのが煮凝りです。水炊きなどの鍋料理をするときに、鶏の手羽先などゼラチン質の多いところを入れておきますと、鍋の水が常温にて固まるようになります。ですので、手羽先を多めに入れて楽しんだ鍋の残りの汁に塩、醤油を加え味を調えておけば、上質な煮凝りができるというわけです。  できた煮凝りは冷凍庫で保存しておけばいつでも使うことが出来ます。 

〈餡を作り、焼く〉

 で、普段どおりの作り方で作った餃子の餡に、煮凝りを混ぜ込んで餃子を作れば、ぴゅっとスープが飛び出す餃子の出来上がりというわけです。  煮凝りの味を事前に調えているので、餃子の餡は今までの塩加減で作っておけばよいです。煮凝りと餡の比率は好き好きですが、私は餃子三十個に対し、煮凝り100mlくらいを加えています。
 餃子の皮が破けてしまっては何にもなりませんから、皮は厚めのものを使うのが無難ですし、フライパンはテフロン加工のものが良いでしょう。私はホットプレートをオススメします。ホットプレートで作ると、作っているヒトも食卓を囲むことが出来ます。設定温度230度で熱したホットプレートに餃子をひき適量のお湯を加え、蓋をして三分、水を抜いて大匙一杯の油を餃子の上から垂らしこんでさらに四分熱して出来上がりです(時間はホットプレートの性能によって大きく変わります、各自で最適な時間を確認下さい)。お湯の量は多いほうが美味しく出来ますが、水を抜く操作が面倒になります。三分でプレートの三分の二が干上がる程度の量に調整すれば、水を抜く操作をしないですみます。